「小倉百人一首」 

 もともと古文や古文書を読むことは好きなのですが、特に百人一首は好んで、今でも時折読んでいます。

 写真右側は高校時代、教科書代わりに国語の授業で使った
「小倉百人一首:島津忠夫:訳注」(昭和54年発行版:340円)。

 写真左側は、19年前文庫本化されたときに購入した
「田辺聖子の小倉百人一首」(平成3年発行版:680円)


百人一首1

百人一首2
シャープペンでちょこちょこ印がついておりますが、
さすがに黄ばんでしまった19年前の本。

 約20年前、「田辺聖子の小倉百人一首」を本屋で見かけ立ち読みをしていた時に「なんだ高校時代に読んだ百人一首よりも訳がとてつもなく簡単じゃない?」という、それだけの理由で購入したのでした。

 双方、読み比べをすると「田辺聖子の小倉百人一首」は「原文」「訳」「説明」で、「原文2行」「訳2~3行」に対し、説明が3~4ページに及ぶ。作者が歌を詠んだときの情景を「こんな感じではなかったか?」と、物語風にしてかなり説明文に力を入れているためですが、その分、文だけであっても歌を詠んだ時の情景が空想的に頭の中に浮かんでくるので、古文が苦手な人でもすんなり読め、且つ理解できるものだろうと思います。

 また、「小倉百人一首:島津忠夫:訳注」のは、ストレートな説明で、余計なことが書いていないのです。
「原文2行」「訳2~3行」「説明(鑑賞)10行前後」「出典・参考著書の説明 10行前後」「作者のプロフィール10行前後」「古語の単語や助詞の説明は数箇所」つまり、ただ純粋に百人一首を理解するためには見やすくなっているというものです。

 古文を訳すときには、古語辞典片手に、自分なりの言葉にして現代文にしますので、ひとそれぞれ異なりますので、そこが面白いところ。
 自分で訳すとしたら…と考えて百人一首の原文を読むと、過去に読んだ「島津バージョン」「田辺バージョン」と、そして「自分バージョン」の訳が頭の中で行ったり来たりするのです。


 高校時代、この100首、全部暗記しました。
「試験に100首のうち5首出すよ」(配点20点くらいだったので、外すと痛いわけで…)と言われれば、国語の試験の前日は、他の強化は放置してひたすら百人一首を読んでいたような気がします。
 今では100首まるまる覚えてはいませんが、上の句が耳に入ったときに、自然と下の句が出てくる場合もあります。
 なんで国語の教科書使わないんだろう?と当時は思ったけれど、今ではありきたりの授業でなくて良かったな、と思います。


 たまに古文、読んではいかが?
 
 


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