河北新報の社説より 

NZ地震/くみ取るべきこと見つめて」by 河北新報 2011年2月25日社説より


 お昼のニュースでも崩壊した語学学校が映り、志をもって海を渡った日本人を含む多くの学生が巻き込まれたことは、ほんとに心が痛みます。

 ニュージーランドは確かに日本と同じ地震国。プレートが入る側、出る側の双方があり、活断層も多数あるという地形。
 しかしながら、日本と一番違うのは地域によって耐震基準が異なっていたということ。つまりは地震の頻発している地域と、そうでない地域では若干の耐震基準の震度が異なっていたということを、一昨日のテレビのニュースで解説していたのを聞いて驚きました。
 日本では、現在は阪神淡路大地震の震度が耐震の基準とされ、仮に都心は地震が宮城県より少ないから震度5レベルの耐震で・・ということはありえませんが、ニュージーランドでは存在していた事実。
 ただ、昨年大きな地震があったので、それに対しての耐震工事や補強などに政府が全面的にお金を出して支援するということが決まり、工事着工直前であったとは、現地に住む日本人の方が地震発生直後の電話インタビューで答えていましたので、ある意味タイミング悪く地震が起こってしまったとも言えます。
 また、古き良きものを大事にする習慣ゆえ、古い建物に専門家ではなく個人個人が日曜大工的に手を加えてゆくことで、家の価値があがるということで、必要以上に手を加えるということはしなかったため、耐震は二の次だったことが、レンガの建物の多くが崩れた要因でもあったかと思います。

 でも…同じ地震国の日本、耐震には気を配っていると思いきや、意外にまだそうではないことが今日の河北新報の社説からも伺えます。
住宅や学校の耐震化率は70%台、病院に至っては50%台といった状況だ。政府は昨年6月に閣議決定した成長戦略で学校、病院など公共施設の耐震化率引き上げを打ち出したが、財源難の中でどう戦略を推進するか、展望は示されていない。」(引用箇所)
 ということで、財源の無い自治体にいたっては、まだまだ多くの耐震基準に満たない公的な建物が多いと言うことになります。

 我がまち「白石市」に関しては、学校はすべて耐震補強済みですので、ご安心を。
「未来の白石を担う子どもたち。子どもたちは地域の宝です。その宝をまずは守らなければいけません。」と当市の風間市長が真っ先に学校の耐震補強を行ったのです。

 しかしながら、公的機関の建物は耐震補強が進んでおりますが、進んでいないのは一般家庭。
今から30年前の宮城県沖地震で多くのブロック塀が倒壊しましたが、いまだブロック塀に関しては補強していない家庭は多いと言います。知り合いのお宅では、ブロック塀を壊し、そこへ自らが苗木を買ってきて植林し、現在は人の背丈ほどに木々が成長しました。ブロック塀を壊すだけでも無料で出来ればかなり違うと思いますが、どうなんでしょう?
 毎年、6月になると見慣れた光景で危険箇所を巡回する方々の映像が映し出されますが、毎度「ここ危険です。直しましょう!」みたいな巡回で終わっており、あまり意味なく思えます。県も自治体も財政難なりの対策を今一歩踏み出して欲しいと思います。


 早くニュージーランドで行方不明になっている多くの方々が発見されますように。
 




にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 白石情報へ
にほんブログ村 地域生活ブログ 東北情報へ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 宮城情報へ

コメント

重箱石さん

> amiちゃん、おつかれー
  いつもポチありがとうございます。

> やる気のある、リーダー的な若い日本人が犠牲だわねー。
> いわば、天災だけど人災でもあるわねー
  ですよね、天災なんだけど、
  耐震さえきちんとしてあれば、倒壊はまぬがれたのでは。。と思います。

> これを教訓に日本も公的機関、場所を耐震にしねーと
> 悲劇が繰り返されるわねー
  古き良き。。。ではありますが、
 でも耐震を最優先でしてほしいですよね。

NoTitle

amiちゃん、おつかれー

だねー、今回のNZ地震
壊れるとこは壊れ、丈夫なところは丈夫。

やる気のある、リーダー的な若い日本人が犠牲だわねー。
いわば、天災だけど人災でもあるわねー

これを教訓に日本も公的機関、場所を耐震にしねーと
悲劇が繰り返されるわねー
ぽち応援オール。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hotcheesecake.blog39.fc2.com/tb.php/1683-697456fe